堀杏菜さん | 「サービス管理は当たり前」という意識を変えたい-賃貸不動産経営管理士（賃貸不動産における専門家の資格）

賃貸不動産管理の専門家「賃貸不動産経営管理士」の育成を通じ、賃貸不動産管理業のさらなる発展と適正化を目指す協議会のサイトです。

賃貸不動産管理の専門家「賃貸不動産経営管理士」

大学では建築学を学びましたが「図面と向き合うよりも、ヒトと関わる仕事のほうが向いている」と感じ、不動産業界を志望しました。

不動産業界に就職して驚いたのが、ここは女性が活躍できる業界だと気づいたことです。特に賃貸住宅管理業務は、鍵の引き渡しや立ち合いなどの入居者対応から空室対策、相続対策などのオーナー様対応までマルチタスクが多いのが特徴です。また、オーナー様への提案として、クロスの張替えやデザインの提案を行うときがあります。女性は一つ一つの仕事を丁寧に扱う方が多いですし、リフォームやDIYを考えるときは女性ならではの視点や感性など、男性にはない提案ができることも多いため、女性に向いている業界だと思います。
これからもっと賃貸住宅管理が世間に認知され、多くの女性の方が『賃貸住宅管理業』に目を向けてくださると嬉しいです。

賃貸不動産経営管理士は、先輩のすすめで取得しました。勉強を進めるうえで、今まで持っていた賃貸住宅管理の知識が体系的に整理できたおかげで、実務での業務スピードが向上しました。また、後輩の育成に関しても、物事を論理立てて説明できるようになったので、業務効率の向上にとても役に立ちました。

今後の目標は、賃貸住宅管理のプロフェッショナルとして、サービス管理となってしまっている現状を変えていきたいと思っております。残念ながらオーナー様の中にはまだまだ『管理＝タダ』と思っている方がいるのも事実です。しかし、私は、賃貸住宅管理業に誇りを持っていますし、賃貸不動産経営管理士であるという高い意識で業務を行っています。1人でも多くのオーナー様に賃貸住宅管理業は、手数料を払うべき価値があるとご理解とご納得がいただけるよう、業務に励んでいきたいと思います。