賃貸不動産管理の専門家「賃貸不動産経営管理士」の育成を通じ、賃貸不動産管理業のさらなる発展と適正化を目指す協議会のサイトです。
賃貸不動産管理の専門家「賃貸不動産経営管理士」
生命保険会社では、不動産業界の慣習や専門用語について触れる機会が多くないため、いざ不動産の投資分析や審査を遂行するとなった際、まずは実務知識をつけるべきだと思いました。不動産の資格は多くありますが、その中でも賃貸不動産経営管理士は、不動産の経営や管理を学習することが出来るため、不動産の投融資業務を行う自分にはぴったりな資格だと思い、受験を決意しました。
賃貸不動産経営管理士の学習は不動産の投資分析や審査に役立つだけでなく、当社が管理を委託している不動産会社が法律を遵守して業務を行っているかを見極める際にも、有用性を実感しています。
生命保険業界で資格を取得する場合、まずは必須資格である生命保険募集人などを取得し、その後、会社から推奨されているFPや簿記を取得した上で、キャリアパスを広げるための資格取得をしていくべきだと思います。キャリアパスを広げるための資格取得を考えた際に、賃貸不動産経営管理士は、近年コロナの影響を受けて従来のオフィスビルよりも安定して収益を生み出せるとして投資需要の高まっている、賃貸住宅について学習することができるので、賃貸住宅の需要増加に伴い取得メリットもますます増えてくると思います。
ご自身のキャリアパスを考える際に、投融資を行う部署で活躍したいと考えている方には賃貸不動産経営管理士の取得をおすすめします。また、投融資に関わる不動産資格といえば「宅地建物取引士」とイメージされる方も多いとおもいます。宅地建物取引士についても、取得するべき資格だとは思いますが、宅地建物取引士の受験を検討しているなら、賃貸不動産経営管理士とのダブル受験がおすすめです。宅地建物取引士は10月、本資格は11月に試験が行われますし、試験範囲が重複しているので、宅地建物取引士試験後1ヶ月間の勉強で、ダブル取得も十分目指すことができます。
現在直接的に不動産・賃貸住宅に携わることがない方でも、私のように資産運用業務や、保険営業や相談業務などで、保険を通じて、お客様に携わる可能性はございます。その時に不動産に関する知識があることで、専門知識に基づいたよりよい提案をすることができ、実務に活かすことができます。
ただ大切なのは、実務にどう活かせるのかをイメージしながら勉強を進めていくことです。資格取得はあくまでも自分が成長するための通過点にすぎず、取得した後に実務で使えなければ意味がありません。賃貸不動産経営管理士の取得を目指す場合についても、どのように実務で活かすかを考えて、資格取得にチャレンジしてみてください。