キャリアと向き合い、
理想を実現したことで見えてくる
経営者&女性視点での資格の価値

賃貸不動産管理の専門家「賃貸不動産経営管理士」の育成を通じ、賃貸不動産管理業のさらなる発展と適正化を目指す協議会のサイトです。
賃貸不動産管理の専門家「賃貸不動産経営管理士」
新卒から賃貸管理に携わり、約7年間不動産管理業務を行いました。その後一度は専業主婦になりましたが、家庭以外の世界に再び飛び込むべく3ヶ月で再就職を決めました。ディベロッパーに勤め、そこで秘書の仕事をしていましたが、管理業に従事していたころほどのやりがいを感じることが出来ず、自分のキャリアを真剣に考えるようになり「一度きりの人生、自分の理想とする賃貸管理業をイチから創り上げてみたい」と考え、独立することを決意しました。賃貸不動産経営管理士は独立後、賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律が可決されたことで、資格の必要性が高まると感じ取得いたしました。
今では、売買・賃貸仲介も行うようになり、創業10年目を迎えとても幸せです。後々、後悔しないためにも、会社を創業することや資格を取得することに限らず、自分のキャリアと向き合い、挑戦することを勧めます。
賃貸不動産経営管理士は入社する前に取得していただけると、非常に嬉しいです。管理業務を最初からすべて教えるのは、難しいこともありますし、みなさまが持っている知識や情報がどの程度かわからないため、お互いに苦労することもあるからです。もし賃貸不動産経営管理士を勉強していれば、業務の理解・把握するスピードは格段に変わり、即戦力として貴重な人材となります。また、資格を勉強していれば、採用時に仕事と向き合う気持ちがあるだろうと評価することができます。
経営者、つまり採用する立場から見ると、賃貸不動産経営管理士の取得者を優遇するのは当然だと思います。
賃貸管理業は、不動産業界の中でも子育てをする女性が働きやすく、キャリアアップもしやすい環境だと思います。売買や賃貸仲介は、業務時間外にお客様からのたった1本の電話が取れなかったことで、契約を他社にとられてしまうこともあります。しかし、賃貸管理では、業務時間外にお客様から連絡が来ても、社内のチームでの協力やアウトソーシングを活用し、業務時間外の負担を減らしている企業もあります。そのような環境であれば、働く時間に制限があったとしても、自身の業務スキルや能力の向上が成果に反映されやすい、女性が働きやすい業界と言えるでしょう。
だからこそ、賃貸管理業界で働くには、賃貸不動産経営管理士を取得したほうが転職、就職、キャリアアップに有利であるため、女性にも資格取得をお勧めします。
管理の仕事は、売買・賃貸仲介とは性質が大きく異なります。売買・賃貸仲介は、お客様を成約まで導くことが主な仕事であり、成果が単純でわかりやすいですが、一方で管理業務は、担当する不動産に何事も起こらず「平常な状態(ゼロ)」を維持することが求められ、一層の成果を出すためには、基本業務に加えてプラスアルファの価値提供が必要になります。このプラスアルファを実現するためには、知識と経験が不可欠です。
賃貸管理の業務内容は非常に幅広く、同時に複数の業務が発生することもあります。そのため、効率的に物事を進める力や、多様な関係者との円滑な調整能力が求められ、突発的なトラブルにも的確に対応する柔軟性が必要です。
こうした多くのスキルが求められる分、管理業務は大変な部分もありますが、担当者の働きによって物件の価値が変わる点に大きな面白さがありますし、不動産に関する幅広い知識や適切な判断力の習得に、賃貸不動産経営管理士が非常に役立つと思います。